ペーパードリップで淹れる珈琲に慣れてはきたけれど、「このやり方で良いのか?」と思っている方は少なくないはず。
私も毎晩ペーパードリップで珈琲を淹れて飲んでいますが、日によって味わいが変わるため、初心者の領域からなかなか抜け出せていません。
でも、せっかくなら美味しいコーヒーを安定して作れるようになりたいですよね?
そこで今回は、HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストセット Drip-Assist Set ピート・リカタモデル 1~4杯用 透明 日本製 PDA-1524-Tという商品をご紹介します。
この「ドリップアシスト」を使えば、私も含め初心者の方でも美味しい珈琲を安定的に作ることができます。なぜなら、誰でも簡単に「バリスタチャンピオン」の腕前が再現できる形状でつくられているからです。
実際に「ドリップアシスト」を使ってみた感想や、コーヒーの味の違いどう変わるのか?についてもご紹介しますので、美味しいコーヒーを淹れたい方は、ぜひ参考にしてください。
ハリオV60ドリップアシストとは
- 耐熱温度100°C
- 食洗機・乾燥機OK
- 漂白剤は使用しない→プラスチックの耐久性が低下する
- 2013年度ワールドバリスタチャンピオン
- 2011年度USバリスタチャンピオン
- Nomad Coffee Group コンサルタント
ハリオV60ドリップアシストでコーヒーを淹れる
- ハリオドリッパーV60 02型(※)必ず02型を使用します
- ハリオV60ドリップアシスト(※)
- コーヒーサーバー
- ペーパーフィルター(※)
- ケトル※ドリップポット不要
- コーヒーメジャースプーン
コーヒー:20g(二人分)細挽き〜中粗挽き・ハイロースト〜フルシティロースト(アメリカンならミディアムロースト)
コーヒーサーバー・メジャースプーン・コーヒーについては別売りですので注意してください。
以下のセット商品がありますので、(※)印についてはまとめて購入することができます。
ドリップアシストは02型のドリッパーのサイズに適応しています。サイズを間違えないように気をつけましょう。
名称 | HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストセット Drip-Assist Set ピート・リカタモデル 1~4杯用 透明 日本製 PDA-1524-T |
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ブランド | HARIO(ハリオ) |
価格 | 1,010円(税込) |
サイズ(mm) | 137×117×140✕90(口径) |
重量 | 100g |
モデル名 | PDA-02-T |
カラー(本体) | 透明 |
素材 | PCT樹脂 |
容量 | 1~4杯用 |
特徴 | バリスタワールドチャンピオンコラボ |
また、今回ご紹介する商品ではドリップポットを使用する必要がありません。一般的なケトル(やかん)があれば本格的なコーヒーを作ることができます。
理由は、一般的なペーパードリップでコーヒーを淹れる場合、「ドリップケトル」を使ってお湯を少しずつ注がなければいけません。
しかし、ドリップアシストは上部に小さい穴が開けられており、普通のケトルを使ってもドリップポットで注いだ場合と同じように少量の注湯ができるのです。
ドリップポットはコーヒー専用みたいなものですから、本格的にペーパードリップに取り組むなら必須のアイテムです。
しかし、一般的な家庭ではドリップポットを持っていることは少ないはず。もちろん、我が家も初めは持っていませんでした。
そこで、ドリップアシストさえ用意すればすぐにペーパードリップの本格的な味わいを楽しむことができます。
キャンプでは一般的な「直火式ケトル」も使用できますので、アウトドアシーンでも、美味しいコーヒーをみんなに振る舞うことができるのです。
ハリオドリップアシストの抽出方法
HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストを使って、ホットコーヒーを淹れる方法をご紹介します。
下の図は、HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストに付属している説明書の一部を抜粋したものです。

以下、説明書に記載された手順に沿ってご紹介します。以下、二人分のコーヒーが出来上がる分量でご説明させていただきます。
サーバーにドリッパーを載せ、ペーパーフィルターとコーヒー粉を入れる
ペーパーフィルター、コーヒー粉の上からV60ドリップアシストを載せ、傾きがないように調整します。ドリップアシストは02型のドリッパーサイズに合わせて作られていますので、真ん中に載せると安定します。
内周側(A)に蒸らし分のお湯を注ぐ
まずは、内周側(A)の部分にお湯を注ぎます。コーヒー粉20gにつき、40ml程度のお湯が目安です。
今回はドリップポットを使って注湯していますが、一般的なケトル(やかん)でも問題なくお湯は注げます。むしろ、ドリップポットをお持ちでない方におすすめのアイテムが「ドリップアシスト」です。
40mlほどのお湯を注いだら、コーヒー粉が蒸れるまで待ちます。20~30秒程度をおくのが一般的です。
コーヒーがお好みの濃さになるまで外周側(B)にお湯を注ぐ
コーヒー粉20gの時、蒸らし分含め280mlの湯量が目安です。
蒸らしが終わったら、外周側(B)にお湯を注ぎます。外周側(B)から注いだお湯は一定の水量を超えると内周側(A)に流れ込む構造になっています。
お好みのレシピに合わせて、(A)と(B)それぞれに注湯する量を調整してください。
まれに、注いだお湯が落ち切らず、ドリップアシスト内に残る場合がありますが、出来上がり量に達したらドリッパーごと一緒にサーバーから外します。
抽出後の状態です。コーヒー粉全体がまんべんなく湿っており、しっかりと旨味成分が抽出されている様子が伺えます。

HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストを使えば、初心者の方でも毎回同じように美味しい珈琲を作ることができるのです。
時間がないときでも「美味しい珈琲」を飲めるので、一台持っていて損はありません。
私自身、ドリップアシストを使わずにペーパードリップした珈琲の味と比較してみましたが、ドリップアシスト無しの場合と比べて「雑味がなくスッキリとした味わい」に仕上がりました。
つまりはドリップの腕前が未熟であることの証明となったわけですが、ドリップアシストを活用して「バリスタチャンピオン」の技術を学び、通常のペーパードリップの技術向上に役立てたいと思います。
ハリオドリップアシストで淹れる自家焙煎豆を紹介

大手メーカーの焙煎豆も良いのですが、自家焙煎の珈琲豆で淹れると、コーヒータイムがさらに充実したものになります。
最近は、個人で焙煎されている方から気軽に珈琲豆を購入することができるようになりました。
大量生産されている大手メーカーの珈琲豆とは違い、丁寧に心を込めて焙煎されていますので、美味しさもひとしおです。
今回は、「PinetreeCAFEまつのき」さんの焙煎豆をご紹介します。Twitterのプレゼント企画に応募して見事当選!
「ブドウ」のようにフルーティーな香りと、爽やかな酸味を残す後口が印象的な焙煎豆でした。
酸味が特徴の豆を味わいたいと思っていましたので、「PinetreeCAFEまつのき」さんの自家焙煎豆に出会えて本当に良かったです。
まとめ
今回は、HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストをつかったペーパードリップの方法をご紹介しました。
ペーパードリップは器具も少なく気軽に淹れられる一方、初心者の方が安定した美味しい珈琲をつくるのは難しいと思います。
私は、HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストを使ってみて、改めてペーパードリップの「難しさ」と「奥深さ」を知りました。
私を含め初心者の方は、HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストを使って「美味しい珈琲」を体験し、最終的には器具を外してドリップできるようになれたら良いと思います。
美味しい珈琲を安定的に作りたいなら、また、時間がないなかでも美味しい珈琲を楽しみたいなら、HARIO(ハリオ) V60 ドリップアシストを使ってみてください。
きっと、満足できるコーヒーの味に出会えるはずです。
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