サントリー天然水は、ナチュラルミネラルウォーターが広く浸透する以前から販売されている、誰もがよく知っている商品です。
水色を基調にしたデザインは、大自然に抱かれた水源の豊かさをイメージさせてくれます。
そもそも、サントリーはウイスキーやビール、ワインなどを製造している会社ですので、「水」に対する知識やこだわりは他社を圧倒しているはずです。
これまで、「サントリー天然水」については何も知らずに飲んでいましたが、商品がつくられた背景など、さまざま視点からレビューしたいと思います。
現在、「サントリー天然水」にはさまざまな香りの商品が発売されていますが、このサイトでは一番ベーシックな「天然水」をご紹介します。
「サントリー天然水」の新たな一面を知っていただき、よりファンになっていただけると嬉しいです。
サントリー天然水「奥大山」のこだわり

サントリー天然水は、全国3ヵ所で採水されているそうです。具体的には、山梨県(北杜市)・鳥取県(奥大山)・熊本県(阿蘇)の3ヵ所です。
それぞれの工場では、無菌環境でボトリングされたのち、徹底した品質管理のもと出荷されています。
今回この記事でご紹介させていただくのは、鳥取県大山町にある工場でつくられた天然水です。
大山は冬になると雪が多いことでも有名であり、シーズンになるとたくさんのスキーヤーがゲレンデを訪れます。「天然水奥大山ブナの森工場」は、まさにスキー場のふもとに建設されているのです。
冬にたくさん積もった雪は「雪室(ゆきむろ)」という部屋に貯蔵され、自然エネルギーとして活用されていることもエコに貢献しています。
また、植林活動も積極的におこなわれており、【天然水を育む森を守る】をテーマに、15都道府県21ヵ所で植林活動を展開しています。
大山の広大なブナ林に抱かれ、長い歳月をかけてふもとまでたどり着いた地下水を汲み上げたのが「サントリー天然水」なのです。
サントリー天然水「奥大山」の成分

サントリー天然水は、全国3ヵ所で採水されるすべてが「軟水」に分類されます。具体的には、採水地によって以下のような数値の違いがあります。
採水地 | 硬度 |
---|---|
南アルプス | 30㎎/L |
奥大山 | 20㎎/L |
阿蘇 | 80㎎/L |
今回ご紹介する「サントリー天然水奥大山」の成分は以下のとおりです。
商品名 | サントリー天然水奥大山(ナチュラルミネラルウォーター) |
原材料名 | 水(鉱水) |
採水地 | 鳥取県日野郡江府町 |
pH値 | 約7 |
硬度 | 20~80㎎/L(奥大山約20㎎/L:軟水) |
内容量 | 550ml |
価格 | 100円(税込) |
エネルギー | 0cal |
タンパク質・脂質・炭水化物 | 0g |
ナトリウム(食塩相当量) | 0.4~1.4㎎(0.001~0.004g) |
カルシウム | 0.2~2.4㎎ |
マグネシウム | 0.1~1.1㎎ |
カリウム | 0.1~0.7㎎ |
サントリー天然水「奥大山」の味わい
サントリー天然水「奥大山」を飲んだ感想をご紹介します。
キャップを取ると、少し広めの飲み口がお目見えします。喉が乾いているときは一気に流し込めるので便利です。一方で、飲み口が広いため「こぼしやすい」といったデメリットもあります。
口に含むと、「ほのかに深い微かな甘さ」がいっぱいに広がります。そして、やわらかく透き通ったのど越しは、乾いた身体に染み込んでいくような感覚がしました。
極めてわずかな「ヌメり」はあるもの、後味はスッキリしており、とても飲みやすい商品だと思いました。
まとめ
今回は、サントリーから発売されている「サントリー天然水奥大山」をご紹介しました。
大山といえば夏はキャンプ、冬はスキー・スノーボードが楽しめる自然豊かなところです。
「鳥取砂丘」や「水木しげるロード」、名探偵コナンが生まれた県でもありますので、機会があれば是非行ってみてください。もちろん、サントリー天然水奥大山も一緒に!