本格的なコーヒーゼリーを作るなら、ペーパードリップで淹れたコーヒーを使ってみてください。
インスタントコーヒーとは違った、香り豊かで奥行きのあるコーヒーゼリーが作れます。
私も小さい頃は苦手でしたが、コーヒーを飲むようになってからは好きになりました。
スーパーで3個パックを見かけると、ついつい買ってしまいます。
ただ、自分でコーヒーゼリーを作ろうとは思いませんでした。
ペーパードリップでコーヒーを淹れるのもひと手間ですし、そのうえゼリーにするなんて考えられなかったからです。
それに、せっかく作っても苦いだけで美味しくなかったら嫌なので進んで作ろうとは思いませんでした。
しかし、最近になってペーパードリップで淹れたコーヒーの魅力にハマり、「コーヒーゼリーでもつくってみようかな」という気持ちになったのです。
とはいえ、私が中心になってコーヒーゼリーをつくるわけにはいきません。
お湯をドリップしたい気持ちを抑えつつ、今回も調理担当の息子たちにお願いすることにしたのです。
本格的なコーヒーを淹れるのは私自身まだまだ初心者ですが、予想以上に美味しいコーヒーゼリーが出来上がりました。
今回は、本格的な香りと味が楽しめる「ペーパーで淹れるコーヒーゼリー」をご紹介します。
材料(2人分)
(珈琲ゼリーの材料)
ペーパードリップしたコーヒー 300ml(濃いめで淹れる)
砂糖 40g(※1)
ゼラチン 5g(※2)
コーヒーフレッシュ お好み(生クリームでもOK)
耐熱容器(サイズは直径60mm・高さ55mm)
(※1)生クリームをトッピングする場合は、甘さを考慮して30gでもOKです。
(※2)今回は、5g✕6個入りのゼラチンを使いました。個包装でとても使いやすかったです。
ペーパードリップで淹れるコーヒゼリーのつくり方をご紹介します。
実際にやってみたらとても簡単でした。調理時間は15分もあれば十分だと思います。
クッキング動画も載せていますので、参考にしていただけましたら幸いです。
今回は、ペーパードリップでコーヒーを淹れます。
中挽きのコーヒー粉を用意し、計量スプーンで山盛り3杯(約39g)をフィルターにセットします。
コーヒーそのものは濃い目に淹れますが、固まると丁度よい味わいになりました。
コーヒーサーバーの目盛りで3人分(約360ml)まで落ちきったら、すばやくドリッパーを取り除きます。
3人分(約360ml)のうち、300mlを鍋に移して砂糖とゼラチンを加えて混ぜます。
火力は弱火〜中火くらいにしてください。強火だと砂糖が入っているため焦げ付く心配があるからです。
おたまを使ってよく混ぜ、砂糖とゼラチンがすべて溶けたら火を止めましょう。
耐熱容器を並べて、おたま等ですくって注ぎ分けます。
粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間以上冷やして固まるのを待ちましょう。
2時間くらい冷蔵庫で冷やすと固まります。容器を左右に振ってみて、プルプル固まっているようでしたらOKです。(息子は容器を逆さにして確認していました;)
食べる直前にコーヒーフレッシュや生クリームなどを載せていただきましょう。
ドリップコーヒーならではの香りとコクがあり、シンプルなコーヒゼリーですが上品な美味しさに仕上がりました。
スプーンを入れたときの硬さも丁度よく、コーヒーフレッシュを入れることで優しい食感となりました。
今回は子どもが食べやすいように少し甘めにしましたが、生クリームを載せる場合は砂糖少なめでも美味しく頂けると思います。
今回ペーパードリップで使用したのは、市販の挽いた豆を使いました。
しかし、コーヒー豆は焙煎直後から鮮度が落ち、コーヒーミルで粉にすると香りが一気に抜けてしまいます。
コーヒーは見た目こそワイルドですが、じつは繊細で鮮度に味わいが大きく左右される飲み物なのです。
そのため、コーヒーゼリーを作るにあたっても、本来の鮮度抜群な香りを楽しむためにも、使用するコーヒーは豆を挽くところから始めて欲しいのです。
更にひと手間増えることにはなりますが、その苦労を忘れるほどの味わい深いコーヒーゼリーができます。
普段からペーパードリップでコーヒーを淹れている方であれば当たり前のことなのですが、これを機会に是非挑戦して頂けたら幸いです。
今回は、ドリップコーヒーで淹れる本格的なコーヒーゼリーをご紹介しました。
今回も、子どもたちだけでつくっています。ドリップにお湯を注ぐのは初めてでしたが、とても上手に淹れてくれました。
普段、インスタントコーヒーを飲むことがほとんどでしたが、今後はドリップコーヒーを飲む機会が圧倒的に増えそうな今日この頃です。
次回はコーヒー豆にもこだわって、さらに美味しいコーヒーゼリーにチャレンジしてみたいと思います。
今回つくった珈琲ゼリーは、材料も少なくとても簡単につくることができました。
暑くなる季節にピッタリのスイーツですので、ぜひ一度つくってみてください。