この記事では、ボダムフレンチプレスの使い方や魅力を紹介します。
コーヒーはあなたの一日の始まりを彩るものです。
朝の目覚めにぴったりの一杯や、午後のひとときにリラックスする一杯など、コーヒーはあなたの気分に合わせて変化します。
しかし、コーヒーを淹れる方法は一つではありません。
ペーパードリップやエスプレッソマシンなど、色々なコーヒー器具がありますが、今回は「ボダムフレンチプレス」についてご紹介します。
ボダムフレンチプレスとは!?
ボダムフレンチプレスとは、北欧デンマークのキッチン用品メーカー「ボダム」が作ったフレンチプレスというコーヒー器具です。
フレンチプレスとは、コーヒーの粉とお湯を入れたガラスのビーカーに、金属のフィルターがついた棒(プランジャー)を押すことで、コーヒーを抽出する方法です。
この方法で淹れると、コーヒー豆本来の味や香り、オイルがしっかりと感じられる濃厚でコクのあるコーヒーになります。
また、とても簡単に淹れられるのも魅力です。
ボダムフレンチプレスは、シンプルで美しいデザインや使いやすさで世界中のコーヒーラバーに愛されています。
ボダムフレンチプレスの使い方
ボダムフレンチプレスの使い方を紹介します。
実際にボダムフレンチプレスでコーヒーを淹れてみましょう。
必要なものは以下の通りです。
用意するもの |
数量 |
ボダムフレンチプレス350ml |
1台 |
コーヒー豆 |
7g |
お湯 |
200ml |
ボダムフレンチプレスでコーヒーを淹れる手順は以下の通りです。
- まず、お湯を沸かします。沸騰したら火を止めて少し置きます。
- 次に、コーヒー豆を計量します。350ml用のボダムフレンチプレスには7gが目安です。付属のメジャースプーンですり切り一杯分になります。
- コーヒー豆を粗挽きに挽きます。粗挽きとは、砂糖よりも少し大きめの粒状にすることです。細かすぎると、金属フィルターから粉が漏れてしまうので注意してください。
- フレンチプレスに挽いたコーヒー粉を入れます。
- お湯を220ml注ぎます。ケトルがあれば使ってください。なければ普通のやかんでも大丈夫ですが、注ぎ口が広すぎるとお湯が飛び散って危ないので気をつけてください。お湯を注ぐときは、コーヒー豆全体に均等にかけるようにしてください。
- 蓋を閉めます。このとき、プランジャーは下げずに上に上げたままにしておきます。プランジャーがコーヒー豆に当たらないように注意してください。
- 4分待ちます。この間は何もしなくて大丈夫です。洗い物をしたり、本を読んだりして時間をつぶしましょう。
- 4分経ったら、持ち手をしっかりと押さえて、ゆっくりとプランジャーを下げます。力を入れすぎるとお湯が噴出することがあるので注意してください。
- カップに注ぎます。傾けすぎないようにしてください。最後まで注ぎ切らなくても大丈夫です。注ぎ切ると、フィルターを通過した細かい粉がコーヒーと一緒にカップに入ってしまうからです。
- 完成です。フレンチプレス独特の味わいをお楽しみください。お好みでミルクや砂糖を加えても良いでしょう。
ボダムフレンチプレス使用上の注意点
ボダムフレンチプレスはとても便利なコーヒー器具ですが、使うときや洗うときにはいくつか注意点があります。
以下にあげますので、参考にしてください。
- ビーカーは耐熱ガラスでできていますが、破損することがあります。
- 使用前にひびや欠けがないか確認してください。破損が見つかったら、新しいビーカーに交換してください。
- ビーカーに熱いお湯を注ぐときは、平らで安定した場所に置いてください。水滴がついたままだと、温度差で割れることがあるので、必ず拭き取ってから使ってください。
- ビーカーは直火にかけたり、電子レンジで使ったりしないでください。また、急激に温めたり冷やしたりしないでください。極端な温度変化により、ビーカーが破損することがあります。
- プランジャーを押し下げるときは、力を入れすぎないでください。注ぎ口からお湯が噴出することがあります。
- フィルターも破損することがあります。使用前に確認してください。破損が見つかったら、新しいフィルターに交換してください。
- 研磨剤入りのスポンジや金属製のマドラーなどは使わないでください。ビーカーやフィルターを傷つける原因となります。
ボダムフレンチプレスで美味しいコーヒーを淹れるコツ
ボダムフレンチプレスで美味しいコーヒーを淹れるためには、以下のポイントに気をつけてみてください。
- コーヒー豆は新鮮なものを選んでください。焙煎日から2週間以内のものがおすすめです。また、豆の種類や焙煎度合いも好みに合わせて選んでください。
- コーヒー豆は淹れる直前に挽くようにしてください。
- 挽き目は粗挽きにしてください。細かすぎると粉っぽくなります。
- お湯は沸騰したら少し冷ましてから使ってください。沸騰直後のお湯だとコーヒー豆が焦げて苦くなります。90度くらいが目安です。
- お湯の量はコーヒー豆の量に合わせて調整してください。350mlサイズの場合、目安は7gのコーヒー豆に対して220mlのお湯です。好みの濃さに応じて増減させてください。
- 蓋を閉めるときはプランジャーを上に上げたままにしてください。プランジャーをゆっくり下げるとコーヒー豆が抽出され始めます。
- コーヒーを注ぐときは、ビーカーの底に残った粉をカップに入れないようにしてください。粉が入るとコーヒーの味が変わってしまいます。
フレンチプレスの使い方に関するよくある質問
フレンチプレスで淹れるコーヒー豆の量はどのくらいですか?
一般的な目安は、350ml用のフレンチプレスに対して7gのコーヒー豆です。
好みの濃さに応じて増減させてください。
フレンチプレスで淹れるコーヒー豆の挽き目はどのくらいですか?
粗挽きがおすすめです。細かすぎると、金属フィルターから粉が漏れてしまい、コーヒーが粉っぽくなります。
粗挽きとは、砂糖よりも少し大きめの粒状にすることです。
フレンチプレスで淹れるお湯の温度はどのくらいですか?
お湯は沸騰したら少し冷ましてから使ってください。沸騰直後のお湯だとコーヒー豆が焦げて苦くなります。
90度くらいが目安です。
ボダムフレンチプレスの使い方!美味しいコーヒーを淹れるコツと注意点を解説【初心者向け】まとめ
ボダムフレンチプレスの使い方や魅力をご紹介しました。
ボダムフレンチプレスは、コーヒー豆の本来の味や香りを引き出すことができる素晴らしいコーヒー器具です。
使い方は簡単で、お湯とコーヒー豆を入れて4分待ってプランジャーを押すだけです。
注意点は、ビーカーやフィルターの破損やお湯の噴出に気をつけることです。
ボダムフレンチプレスで本格的なコーヒーを楽しみましょう!
コーヒーには色んな楽しみ方があります。
ぜひ、色んなコーヒー器具を使って珈琲を淹れてみてください。
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