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美味しいコーヒーを淹れるなら、「硬水」と「軟水」のどちらが合っているのでしょうか?
私自身コーヒーは毎日のように飲んでいますが、ずっと「軟水」で淹れたコーヒーの味しか知らなかったことになります。
一方、海外に目を向けると硬水が採水されている国は多いです。
また、コーヒー豆の生産地であっても「硬水」と「軟水」で分かれるため、どちらがコーヒーに向いているのかは一概に言えないのかもしれません。
そこで今回は、私の独断と偏見ではありますが、「硬水」と「軟水」でコーヒーを淹れて味わいを比較してみました。
使用した水は、フランスの超硬水「コントレックス」と日本の超軟水「温泉水99」です。
この2種類は両極端な性格の水であるため、コーヒーを淹れた時の味わいには明確な違いがあると思いました。
そして、2つの水でコーヒーを淹れてみたところ、とても興味深い結果を得ることができました。
あくまで個人的な感想ではあるものの、美味しいコーヒーを淹れる際の参考になるとは思いますので、どうか最後までお付き合いください。
まずは、硬水で淹れたホットコーヒーです。コーヒー粉の分量は10gで淹れてみました。
カップに口を近づけた瞬間、上品な香りが鼻孔をくすぐります。
今回の比較で使用したコーヒー豆は「ブラジル・サントス№2」でしたが、ランクが一段階上がったような印象を受けました。
そして、一口飲んでみると一切の雑味が感じられず、とても奥行きのある味わいに驚きました。
いつもドリップコーヒーを薄めて飲んでいる母が「美味しい!」といったくらいなので、コーヒーが苦手な人でも美味しく飲めるのではないかと思います。
また、硬水で淹れたコーヒーは少し冷めてからでも美味しく頂くことができました。
時間が経つと「酸味」を感じることが多いのですが、硬水で淹れたコーヒーは冷めても美味しかったです。
つぎに、「軟水」でホットコーヒーを淹れてみました。こちらも、コーヒー粉の分量は10gです。
軟水で淹れたコーヒーは、予想通りのいつもの「優しい味」でした。
今回使用した「温泉水99」はとくに高度が低く硬度が1.7mg/Lですので、軟水の中でも「超軟水」に分類されます。
一口飲んだ瞬間、いつも淹れるコーヒーよりも強い「ヌメリ」を感じました。
普段ならあまり気にしないのですが、今回は最初に「硬水」で淹れたコーヒーを飲んでいたので、余計に気になってしまいました。
また、軟水で淹れたコーヒーは覚めると酸味と雑味があらわれます。
せっかくの豆の旨味が抜けてしまうので、熱いうちに飲みきってしまうのがおすすめです。
つぎは「硬水」でアイスコーヒーを淹れます。コーヒー粉は氷で薄くなることを想定して、少し多めの15gとしました。
硬水で淹れたコーヒーは、アイスにしても芳醇な香りとスッキリとした後口が印象的でした。
正直、アイスコーヒーにすると違いがわかりにくいのでは? と思っていましたが明確な違いが現れたので驚きました。
硬水で淹れたアイスコーヒーは、「苦味」と「すっきり感」が際立っていて抜群の美味しさでした。
後口の「ヌメリ」もなく、鼻孔を抜ける香りもあり、豆の旨味がしっかりと抽出されているような印象を受けました。
時間が経ってもそれほど風味が落ちないので、ゆっくりと愉しみたい方にも硬水で淹れたアイスコーヒーはおすすめです。
さいごに、「軟水」で淹れたアイスコーヒーをレビューします。コーヒー粉は同じく15gです。
軟水で淹れたアイスコーヒーは、ホットコーヒーほどの「ヌメリ」を感じることはありませんでした。
ただ、味わいについては特筆すべき点がなく、「ただの冷たいコーヒー」としか感じなかったです。
一口飲んで感じたのは、わずかな「酸味」。香りは少なく、後味はやや「雑味」を感じるような印象でした。
意外に感じたのは、時間が経っても美味しく飲めたことです。むしろ、淹れたてよりも酸味が薄まり、じっくりと愉しむことができました。
結果、軟水で淹れたコーヒーも「悪くはないな」という印象でした。
今回は、美味しいコーヒーを淹れるなら「軟水」と「硬水」のどちらがおすすめ? をテーマにご紹介してきました。
結論としては、美味しいコーヒーを入れるなら超硬水がおすすめ!ということです。
今回使用した「コントレックス」は比較的多くのドラッグストアにおいてありますので、入手はそれほど難しくないと思います。
今回使用したフランスの超硬水「コントレックス」は、そのまま飲むと非常にクセがあって飲みにくいと感じる水ですが、コーヒーに使用すると抜群の相性でした。
国産のナチュラルミネラルウォーターよりも少し価格は高めですが、「美味しいコーヒー」を飲みたいときには絶対に使用すべきです。
また、今回「軟水」として使用した「温泉水99」も、そのまま飲むととても優しくて美味しい水です。
赤ちゃんのミルク作りに推奨されるほど体に負担をかけない水として有名ですので、機会があれば飲んでみてください。